どうもキャリコンのかわばたです!
ついつい他人と比較してしまう瞬間ってないですか?
・自分がうまくいっていないときに、同僚や友達が昇進した話
・自分がうまくいっていないときに、実績を残した話を聞いたとき
本当は、心からおめでとう!と言いたいんだけど、、、心から言えなかった
自分は頑張っているのに、なんでうまくいかないんだろう・・・
うわ〜最悪・・・
そんな経験ってありませんか?
比較した後って、どうしても頭から離れにくいんですよね。
そんな状態で、一生懸命身体を動かして働いても、心がついていきません。
今日は苦しい気持ちになっているあなたへ届けたい本があります!
松下幸之助さんの「道をひらく」
落ち込んだ気持ちもぶっ飛ばす「元気になれる本」を紹介します!
・自分も落ち込んだ時にこの本に助けられた
・2分くらいで読めて、最高に元気が出る
・オススメの読み方はパラパラ読み
松下幸之助とは
経営の神様と言われている「パナソニック」(電気器具製作所)を一代で築き上げてきた経営者です。
父親の会社が倒産して、貧乏な家庭で育ち、学歴がなく(小学校中退)、身体が病弱でした。
だからこそ、マイナスなことをプラスに変えて成功させた本当にかっこいい大人です。
・どんな本?
昭和43年の発刊以来、累計520万部を超え、いまなお読み継がれる驚異のロングセラー『道をひらく』。本書は、松下幸之助が自分の体験と人生に対する深い洞察をもとに綴った短編随想集である。これまで、どれほど多くの人が本書に勇気づけられ、また成功への指針としてきたことか。この本には、時代を超えて生き続ける不変の真理があるからである。
もし失敗して落ち込んでいるのならば、「自信を失ったときに」「困難にぶつかったときに」「運命を切りひらくために」の項が、きっと立ち直る勇気を与えてくれるだろう。もし、経営で行き詰まってしまったら、「仕事をより向上させるために」「事業をよりよく伸ばすために」「みずから決断を下すときに」の項が、解決の方途を示してくれるはずである。
事業の成功者であり、それ以上に人生の成功者である松下幸之助であればこそ、その言葉には千鈞の重みがある。あらゆる年代、職種の人に役立つ、永遠の座右の書である。
出典:PHP研究所
・おすすめの短編集「5選」
道
自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。
自分だけしかし歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。広い時もある。せまい時もある。
のぼりもあればくだりもある。淡々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗するときもある。
この道が果たして良いのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。なぐさめを求めたくなる時もあろう。
しかし、所詮はこの道しかないのではないか。
あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道、今歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まずに歩むことである。
自分だけしか歩めない大事な道ではないか。自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。
他人の道に心を奪われ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。
道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。こころを定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたえとえ遠い道のりのように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。
深い喜びも生まれてくる。
引きつける
磁石は鉄を引きつける。何も目には見えないけれども、見えない力が引きつける。しぜんに鉄を引き寄せる。
人が仕事をする。その仕事をする心がけとして、大事なことはいろいろあろうけども、やっぱりいちばん
だいじなことは 、誠実あふれる熱意ではあるまいか。
知識も大事、才能も大事。しかし、それがなければ、ほんとうに仕事ができないと言うものでもない。
たとえ知識乏しく、才能が劣っていても、なんとかしてこの仕事をやり遂げよう、なんとしてでもこの
仕事をやりとげたい、そういう誠実な熱意にあふれていたならば、そこから必ず良い仕事が生まれてくる。
その人の手によって直接にできなくとも、その人の誠実な熱意が目に見えない力となって、自然に周囲の人を
引きつける。磁石が鉄を引きつけるように、思わぬ加勢を引き寄せる。そこから仕事ができてくる。
人の助けで、できてくる。
熱意なき人は描ける餅の如し。知識も才能も、熱意がなければ無に等しいのである。
あたがいに一生懸命、精魂こめて毎日の仕事に打ち込みたい。
心の鏡
自分の身なりを正すためには、人はまず鏡の前に立つ。鏡は正直である。ありのままの姿を、ありのままに映し出す。
自分のネクタイは曲がっていないと、がんこに言い張る人でも、鏡の前に立てば、その曲直は一目りょうぜんである。
だから人は、その誤ちを認め、これを治す。
身なりは鏡で正せるとしても、心のゆがみまでも映し出しはしない。だから、人は与格、自分の考えや
ふるまいの違いが自覚しにくい。心の鏡がないのだから、ムリもないといえばそれまでだが、けれど求める心、
謙虚な心さえあれば、心の鏡は随所にある。
自分の周囲にあるもの、いる人、これすべてわが心の反映である。
自分の周囲にあるもの、いる人、これすべて、わが心の反映である。
わが心の鏡である。すべての物がわが心を写し、全ての人が、わが心につながっているのである。
古の聖賢は「まず自分の目から梁を取りのけよ」と教えた。もう少し、周囲をよく見たい。
もうすこし、周囲の人に耳を傾けたい。この謙虚な心、素直な心があれば、人も物も皆わが心の鏡として、
自分の考え、自分のふるまいの正邪が、そこにありのままに映し出されてくるであろう。
転んでも
「七転び八起き」ということわざがある。何度失敗しても、これに屈せず奮い立つ姿をいったものである。
人生は長い。世間は広い。だから失敗もする。悲観もする。そんなとき、このことわざはありがたい。
だが、七度転んでも八度目に起きれば良い、などと呑気に何が得るならば、これはいささか愚である。
一度転んで気がつかなければ、七度転んでも同じこと。一度できのつく人間になりたい。
そのためには「転んでもただ起きぬ」心構えが大切。このことわざは、意地汚いことの代名詞のように
使われるが、先哲諸聖の中で、転んでそこに悟りを開いた人は数多くいる。
転んでもただ起きなかったのである。意地汚いのではない。真剣だったのである。
失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れたほうがいい。
真剣ならば、たとえ失敗しても、ただは起きぬだけの十分な心構えができてくる。
おたがいに「転んでもただ起きぬ」よう真剣になりたいものである。
ファンがある
ファンと言うものはありがたい。相撲でも、それがひいきの力士であったなら、勝てば買ったで無性に喜ぶし、
負ければ負けたで心から同情する。欲もなし得もなし。相手のどこかに、自分の好む良きを見つけて、
そのよさにただ懸命に応援するのである。
だから、スポーツ人でも芸能人でも、自分のファンはとても大事にするし、そのファンの期待にこたえるべく、
自分のよさをより一層伸ばすために、日夜精進を重ねる。そこに、スポーツ人、芸能人の向上の大きな励みがあるのだし、
ひいてはスポーツ界、芸能界の発展の一つの大きな要素がある。
考えてみれば、私たちにもまたファンがある。芸能界だけではない。個人にも、お店にも、また会社にも、
それぞれにそれぞれのファンと言うものがあるのである。そして影に陽に力強い声援が送られているのである。
おたがいに、この事実を改めて認識し直したい。
そして、このありがたい自分のファンを、もっと大事にし、その好まれている自分の良さを、
精一杯伸ばすようにつとめたい。そこに個人の、お店、そして会社の反映の鍵がある。
まとめ
仕事において苦しい場面はたくさんあると思いますが、
1番やっちゃいけない事は他者と自分を比較してしまうことだと思います。
心が病になっちゃうし、他者と自分を比較してもあなたにとって得はない。
自分自身の心の状態を安定させた後に、落ち込むのではなく、
改善できる部分を改善して見つめ直して、できることを増やしていきましょう!
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