こんにちは、ばたこです。
社会人になると、 転職や昇進・昇給のために資格試験に挑戦する機会 が増えますよね。
私も、キャリアコンサルタントや社労士の資格など、さまざまな試験にチャレンジしてきました。
でも、 仕事が忙しくて勉強時間が取れない…! そのせいで試験に落ちた。
そんな経験、ありませんか?
一度で合格できればいいのですが、次の試験までに勉強したことを忘れてしまったり、試験の日程が合わなかったりと、なかなか思うようにいかないことも多いですよね。
そんな 「勉強したのに受験のタイミングが合わない」問題 を解決できるのが、 CBT(Computer Based Testing) と呼ばれる ネット試験 です!

CBT試験ならなんと最短1日で日商簿記資格も取得可能です!
CBT試験ってなに?
CBT試験は、 通年いつでも受験できる試験 のこと。
たとえば、 日商簿記、FP(ファイナンシャル・プランニング)試験、ITパスポート などが対象になっています。
- 申し込みはネットで完結!
- 全国のテストセンターで受験可能!
- 自分の好きな日・好きな時間を選べる!
これなら、 「試験日に予定が合わない…」という心配がなくなる ので、資格取得のハードルがぐっと下がりますよね。
今回は、そんな CBT試験の魅力や活用法 を詳しくまとめていきます!
この記事はこんな方におすすめ!
・転職を有利に進めたい方
・昇進・昇給のために資格取得を考えている方
・ 忙しくても効率よく勉強・受験したい方
では、さっそく詳しく見ていきましょう!



私もCBT試験を受けたことがあり、その時は年金アドバイザー3級の試験を受験しました!一斉試験は年3回、CBT試験なら随時と試験日程の自由度が高くてモチベーション高く受験できました!
CBT試験とは
全国のテストセンターという試験会場で受験する方法です。
受験の流れは、CBTポータルサイト等から希望する資格にアクセスして申し込みを進めていきます。
その時に会場や受験日・時間を選ぶことができ、振込すると申し込み完了となります。
当日はパソコンを使って回答し、その場で合否がわかる試験形式です。
CBT試験のメリット!忙しい社会人にこそおすすめの理由
CBT試験のメリット3選をまとめました。
①通年いつでも受験できる試験がある
一般的な資格試験は 年1~3回の開催 で、決まった時期にしか受験できませんよね。
でも、 CBT試験なら通年受験が可能!
自分の好きなタイミングで受験できるので、勉強スケジュールも立てやすくなります。
※試験によっては受験期間が指定されているものもありますが、 対象期間内に2回受験できる など、通常の試験よりも 柔軟なスケジュール になっていることが多いです。
② CBT試験でも本試験と同じ扱いになる
CBT試験に合格すれば、 通常の試験と同じ資格認定が受けられます!
一般試験は 試験日が限られているため、受験のチャンスが少ないのが難点ですが、
CBT試験なら 打席数(受験回数)を増やせる ので、より合格のチャンスを広げることができます。
③すぐに再受験できる & その場で合否がわかる
CBT試験では、 試験終了後すぐに合否がわかる のが大きなメリット!
一般的な試験だと、結果発表まで 数週間~数ヶ月 かかることもあり、その間に「自己採点」や「予備校の予想解答」とにらめっこしながら合否を予測するしかありませんよね。
しかし、その間に 記憶が薄れたり、モチベーションが下がってしまう ことも…。
CBT試験なら、 その場で結果がわかる ので、万が一不合格だった場合も すぐに復習 & 再チャレンジ が可能!
効率よく勉強を続けられるので、モチベーションを維持しやすいのが魅力です。
※最近ではペーパー試験廃止に伴いCBT試験に完全移行した試験などは、当日ではなく数日後、翌月等に発表されるものもあります。
全国一斉試験よりCBT試験がおすすめ!受験しやすい資格一覧
全国一斉試験と比べて、CBT試験のほうが受験しやすい資格があります。
特に、 試験日程の自由度が高く、合否がすぐにわかるもの は、CBT試験のメリットを最大限活かせるため、おすすめです。
日商簿記3級・2級(特におすすめ!)
簿記資格は経理・事務職のスキルとして評価されやすく、転職やキャリアアップを考えている方には人気の資格です。
以前は年3回の一斉試験のみでしたが、現在はCBT方式も選べるようになり、 好きな日程で受験可能 になりました。
合否もすぐにわかるため、万が一不合格だった場合もすぐに対策を立てて再受験できるのがメリットです。
再受験のルールがあり、試験日の翌日より、最短3日後から予約可能です!



過去に求人営業をしていたとき、企業の担当者は決まって「最低でも日商簿記3級は必要ですね」と話していました。
簿記3級は、経理・会計の仕事を始めるためのスタートライン。
さらに、自分の強みとして活かしたいなら、2級までの取得がおすすめです!
また、簿記の資格自体が昇進や昇給に直結することは少ないですが、資格手当を支給する企業では「2級以上」から対象となることが多いです。
そのため、結果的にお給料アップにつながるケースもありますよ。
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)は、Microsoft社のオフィス製品(Excel、Word、PowerPointなど)のスキルを証明する資格です。
パソコンを使う職場では Excel・Word・PowerPointのスキルが必須 であり、特に Excel関数(VLOOKUP、フィルター機能、ピボットテーブル) は業務でよく使われるスキルです。
おすすめはMOS365 Excel。
再受験のルールは、試験翌日から可能ですが、3回不合格の場合は次の試験は3日後から可能です。



MOSの資格を取得しておくことで、転職時の評価が上がり、職場での業務効率向上にもつながるため、ITスキルに不安がある方には特におすすめです。
ITパスポート試験
ITパスポートは、 ITの基礎知識を証明できる国家資格 で、特に社会人や学生に人気があります。
CBT方式で随時受験可能なため、試験日を自分で選べるのが大きな利点です。
IT系の業務に携わる人だけでなく、 ビジネスパーソン全般に役立つ資格 なので、
時間のあるときに計画的に学習し、都合のよい日程で受験できるのは大きなメリットといえます。
未経験からWEB業界に転職する方はぜひ持っていた方がいい資格だと思います。
再受験のルールがあり、前回の受験日の翌日から30日後(例:5月1日に受験→6月1日以降に再受験可)です。
基本情報技術者試験・情報セキュリティマネジメント試験
これらの試験も CBT方式に完全移行済み で、従来の紙試験と比べ、受験の自由度が増しています。
ITパスポートよりワンランク高い資格です。
未経験からシステムよりの会社に転職する方はこの資格まで取得していた方がいいと思います。



ITパスポートや基本情報技術者試験を取得した後、さらに昇進や昇給を目指すなら、より専門性の高い資格にチャレンジするのがおすすめです。
例えば、応用情報技術者試験は、ITの知識をさらに深め、設計や管理のスキルを身につけるのに役立ちます。これを取得すると、システムエンジニアやプロジェクトリーダーへのキャリアアップがしやすくなります。
また、高度情報処理技術者試験(ネットワークスペシャリスト、データベーススペシャリストなど)を取得すると、特定分野のエキスパートとしての評価が高まり、昇進や給与アップにつながる可能性が高くなります。
FP3級・2級(ファイナンシャル・プランニング技能検定)
FP資格は、資産運用や保険、税金の知識を学べるため、 個人のライフプラン設計にも役立つ資格です。
2022年から FP3級・2級もCBT方式での受験が可能 になり、従来の年3回の試験に比べて受験機会が大幅に増えました。
これにより、学習のペースを崩さずに、適切なタイミングで受験できるようになりました。
再受験ルールは、前回の試験の翌日から3日後以降に予約可能(例:5月1日受験 → 6月15日合否発表 → 6月16日以降に再受験可能)です。



FP資格を持っていると、資産運用や保険選びのアドバイスができるため、個人向けの金融・保険業界だけでなく、法人向けの確定拠出年金(企業型DC)や福利厚生制度の設計にも携われます。
そのため、銀行・証券・保険・不動産業界はもちろん、企業の人事・総務、会計・財務部門など、幅広い業界や職種で活躍できるのが特徴です。
特に、FP2級以上を取得していると、より実務に活かせる知識があると評価され、転職市場でも有利になります!
まとめ
CBT試験は、全国一斉試験よりも 受験のハードルが低く、スケジュールの自由度が高い のが最大の魅力です。
特に、 短期間で資格取得を目指したい方や、忙しくて一斉試験のスケジュールに合わせられない方 には最適な選択肢といえます。
受験機会を増やし、計画的にスキルアップを目指すために、 CBT試験を積極的に活用 してみてはいかがでしょうか。
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