男性育休は4回分割できる?【産後パパ育休+育児休業の使い方】

こんにちは、ばたこです。

今回は、男性育休の「分割取得」について、わかりやすくまとめます。

実は、産後パパ育休と育児休業を合わせると、最大4回に分けて育休が取れるんです!

「そんなに自由に取れるの?」と思ったあなたへ。

この記事では、

  • どんなふうに4回取得できるのか
  • どんなメリットがあるのか
  • 注意点は何か を、やさしく解説します。

男性育休は最大4回に分けて取得できる

今の制度では、次のように分けて育休を取れます。

産後パパ育休(出生時育児休業)

  • 対象期間:子どもが生まれてから8週間以内
  • 取得日数:最大4週間(28日間)
  • 分割回数:2回までOK!

通常の育児休業

  • 対象期間:原則、子どもが1歳になるまで(最長2歳まで延長もあり)
  • 分割回数:こちらも2回までOK!

つまり、
産後パパ育休2回+育児休業2回=最大4回

こんなふうに分けて取れるんです。

柔軟なスケジュールで取得できるので、家族との時間をしっかり確保できますね。

4回に分けて取得するメリット

メリットはたくさんあります!

  • スケジュール調整しやすい
    → 仕事の繁忙期や、家庭の状況に合わせて取れる
  • 職場とのつながりをキープできる
    → 長期で休まないので、復帰もしやすい
  • 夫婦で交代しながら育児できる
    → 例えば、「ママの復帰に合わせてパパ取得する」という感じで交代もOK

無理に長期で休まなくてもいいので、自分に合った形で育休を取れるのが最大の魅力です!

申請するときの注意ポイント

取り方は自由ですが、事前にちょっとだけ注意が必要です。

  • 申請期限を守ること
    • 産後パパ育休は、休みに入る2週間前までに申請
    • 通常の育児休業は、休みに入る1か月前までに申請
  • 分割取得のルールに注意
    • 産後パパ育休は「最初の申請時」に2回分割する予定を伝える必要あり!

    • 一方、通常の育児休業は「分割するたびに」申請すればOKです。
    → つまり、産後パパ育休は最初から2回分けるつもりなら計画的に
    育児休業はその都度申請できるので、少し柔軟に考えて大丈夫です!

  • 職場との相談を忘れずに
    • いきなり「明日から休みます」はNG!
    • 引き継ぎやスケジュール調整も大事です。
  • 労使協定のルールをチェック
    • 「休業中に少しだけ働く」など、会社ごとの取り決めがある場合は、休業中に多少出勤してもOK。

特に、産後パパ育休は急な申請が難しいので、出産予定日が近くなったら、早めに準備しましょう!

まとめ:男性育休は、もっと自由に取れる時代に

今までは「育休は取りにくい」「休みすぎたら職場に戻りにくい」という空気がありました。

でも、これからは違います。

育休は、自分のためだけじゃなく、家族との時間を守るための大切な権利です。

4回に分けてうまく使えば、
仕事も育児も、どちらも諦めずに向き合えます。

まずは、自分に合ったプランを考えて、

会社にも早めに相談してみましょう!

育休は「取る」ことがゴールじゃなくて、
家族と過ごす時間を「楽しむ」ことがいちばん大切です。
無理せず、あなたらしい育休を応援しています!

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この記事を書いた人

キャリアコンサルタントの資格を持ち、求人コンサルや放課後等デイサービスの立ち上げ、人材会社の支店長を経て、現在は社労士事務所で労務コンサルをしています。

普段は、企業の社長さんや人事の方から、働き方や労務に関するご相談をいただくことが多く、その中で学んだ実例やノウハウを、みなさんのキャリアや働き方に役立つ形でお届けしています。

「知らないことで損をしない」そんな視点を大切に、
これからもわかりやすく発信していきますね。

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