こんにちは。ばたこです。
「年収〇〇万円だから、それなりに稼いでいる」と思っていませんか?
でも、労働時間で割って時給換算してみると、意外と低いかもしれません。
例えば、年収500万円の人でも、週50時間働いていたら時給は1,923円です。
私が支店長だった頃、年収600万円ありましたが、月に60~100時間の残業をしていました。
その結果、時給換算すると2,000円未満だったと思います。
「思ったより少ない…」と感じる人もいるのではないでしょうか?
実は、賢い人ほど 「年収」ではなく「時給」 を意識し、自分の時間を最大限活かす方法を考えています。
今回は、時給換算のメリットと、あなたの本当の時給を知る方法を紹介します。
年収は「源泉徴収票」を見ると簡単に調べられます
ここの年収の欄を見て、年収÷労働時間で時給を算出するだけで簡単に調べられます。
「年収が高い=良い仕事」とは限りません。
賢い人ほど 「時給」 を意識し、少ない労働時間でより多く稼ぐ方法を考えています。
あなたもぜひ、自分の時給をチェックしてみてください!
年収別・時給換算の早見表
まずは、あなたの年収を時給換算すると、どれくらいになるでしょうか?
休日/残業 | 0時間 | 10時間 | 20時間 | 30時間 | 40時間 | 50時間 |
130日 | 1,880 | 2,000 | 2,120 | 2,240 | 2,360 | 2,480 |
125日 | 1,920 | 2,040 | 2,160 | 2,280 | 2,400 | 2,520 |
120日 | 1,960 | 2,080 | 2,200 | 2,320 | 2,440 | 2,560 |
115日 | 2,000 | 2,120 | 2,240 | 2,360 | 2,480 | 2,600 |
平均値110日 | 2,040 | 2,160 | 2,280 | 2,400 | 2,520 | 2,640 |
105日 | 2,080 | 2,200 | 2,320 | 2,440 | 2,560 | 2,680 |
一般的に、日本の平均的な年間休日は 110日 ほどと言われています。
土日祝日+年末年始や夏季休暇がある企業では 120日程度、 大手企業では 130日以上 の休日があるケースもあります。
もし年間休日が 110日 で、月の残業時間が 20時間 なら、年間の労働時間は 2,280時間 になります。
この場合の時給は以下のようになります。
- 年収500万円→時給2,192円
- 年収400万円→時給1,755円
- 年収300万円→時給1,316円
私の600万円と比較すると、ショックですがこの年収500万円の方が時給が高いということになります。
①時給換算するメリット:労働の対価を正しく把握できる
「年収〇〇万円=高収入」と思い込んでいませんか?
でも、もし長時間働いているなら、実際の時給は意外と低いかもしれません。
逆に、残業が少なければ時給は高くなります。
もし時給が低いと感じたら、より効率的に働く方法を考えてみるのも大切です。
ただ、長時間働くことで成長のスピードが上がることもあります。
その会社でどんな経験やスキルが身につくのか、自分にとってのタイムパフォーマンスを見極めることが重要です。
②時給換算するメリット:副業や転職など、時給を上げる選択肢を検討できる
「給与が下がっても、残業がなくなれば時給が上がる」こともあります。
その空いた時間を副業に活用すれば、結果的に収入を増やすことも可能です。
賢い人は、「労働時間を減らしながら収入を上げる」ことを意識して働いています。
また、長時間労働で稼ぐのではなく、最初から時給が高い仕事を選べば、同じ収入でも自由な時間が増えます。
「時給を上げる」という視点を持つことで、より多くの選択肢を手に入れることができるのです。
また、働く目的や得たい経験が明確であれば、長時間労働にも意味を見いだせます。
でも、特に目的もなく「時給が低い」と感じるなら、他の会社の求人を見てみるのも一つの方法です。
同じ業界でも、もっと時給の高い仕事があるかもしれません。
人生は一度きり。だからこそ、自分の時間をどう使うかを大切にしたいですね。
まとめ
- 年収よりも時給換算 で考えることが、賢い人の働き方。
- 長時間労働ではなく、効率よく収入を得る方法を選ぶのが重要。
- 時給を知ることで、転職や副業の選択肢が広がる。
自分の時給を計算してみて、いかがでしたか?
「思ったより低いかも?」と感じたなら、それは働き方を見直すチャンスです。
✔ 成果を出して昇進を目指す
✔ 業務を改善して働く時間を減らす
✔ 転職を検討する
✔ 副業を始める
大切な時間をどう使うかを意識しながら、自分にとって最適な働き方を考えてみましょう!
コメント