こんにちは、ばたこです。
今日は、私がこれまで経験してきたことを少しお話ししたいと思います。
私はこれまで5回の転職を経験し、完全未経験の業界や職種にも何度も挑戦してきました。
これが私のこれまでの歩みです。
- 求人広告業界(新卒):営業
- 児童障害福祉(1回目の転職):事業責任者
- WEB業界(2回目の転職):コーダー兼営業
- 人材業界(3回目の転職):支店長
- 社労士事務所(4回目の転職):労務コンサルタント ←今ここです!
今の会社に転職したのは32歳の時。
それまで支店長をしていましたが、思い切って未経験の業界・業種に飛び込みました。
いろんな仕事を経験する中で、企業の裏側や30代以降の転職のリアルをたくさん知ることができました。
これから、この経験をもとに30代以降の「未経験転職」の攻略法をお伝えしていきたいと思います!
気軽に読んでもらえると嬉しいです。
本記事の信頼性
- この記事を書いている私はキャリアコンサルコンサルタントです。
- これまでの仕事の中でも人材紹介業や求人広告業、労務コンサルタントを経験
- 専門的な視点からわかりやすく解説します。
まず、年齢の壁はあるのか?
転職を考えるときに、「年齢の壁ってあるの?」と不安になる方は多いと思います。
たとえば、「学歴フィルター」という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。
それと同じように、年齢フィルターがあるんじゃないかと感じている方もいるのではないでしょうか?
実は、年齢の壁は存在します。
私がこれまでいろいろな企業の内側を見てきた中でも、
企業側が「年齢」を意識する場面は確かにありました。
具体的に言うと、32歳〜35歳くらいがひとつの区切りになることが多いです。
こちらの記事でも詳しく書いているのでよかったらご参考ください。
じゃあ、どうして年齢の壁があるの?
企業が年齢を気にする理由は、いくつかあります。
たとえば
このような理由から、30代半ば以降の完全未経験転職は少しハードルが上がるのが現実です。
- 「成長の伸びしろが少ない」と思われる
- 職場の年齢バランスが崩れる
でも、だからといって諦める必要はありません!
最近では、「年齢に関係なく挑戦する人を歓迎する会社」も増えています。
じゃあ、どうやって年齢の壁をどう乗り越えるか。
完全未経験でも年齢の壁を乗り越える方法3選
マインド面、テクニック面で特に大切な3選をまとめてみました。
1:自分の中の納得感を明確にすること
まずはマインド面です。
年齢の壁を越えて転職するためには、
「すべての条件が揃った理想の会社」を探すのを一旦諦めることが大切です。
特に気をつけたいのが年収です。
たとえば、求人票に「月給20万〜30万円」と書いてあっても、
いきなり上限額でのスタートはほぼありません。
多くの場合、最初は下限の20万円スタートになります。
私も転職のとき、年収を下げて「経験」を選びました。
理由は、将来の独立を見据えていたからです。
労務の仕事は法律に強くなり、さらにコンサル業など幅広い経験などが積めるので、
「労務のプロ」として成長できると思いました。
そのため、
- 得たいもの:知識と経験、残業時間が月20時間以内の環境
- 手放すもの:年収(我慢する期間)
ちなみに、年収は600万円→280万円に下がりましたが、
納得して選んだので後悔はありませんでした。
未経験転職は「納得感」がカギです。
これがないと、早期退職や後悔につながることもあります。
年収を下げるときは、そのあとどこまで年収が戻せるのかとか、その経験がキャリアにどう影響するのかなど、検討するのがいいです。
具体的には、「最も良い場合」「普通の場合」「最悪の場合」という3つのパターンを想定しておくと、より納得しやすくなります。
2:過去の仕事との共通点を探そう
未経験の仕事に挑戦するときは、過去の経験との共通点を探してみましょう。
これが自信を持って選考に臨む武器になります。
たとえば、私は「労務コンサルタント」に転職したとき、事務経験はありませんでした。
でも、営業で培った提案力がコンサルの仕事に活かせると思い、そこをアピールしました。
求人情報だけでなく、会社の代表の記事も参考にして、
自分の経験がその企業でどう役立つかを考えるのがポイントです。
こうして共通点を見つけたことで、未経験でも自信を持って挑戦できました。
過去の仕事との共通点を探すためにはこちらの記事がおすすめです。
>>>転職成功のカギは“強み”!自分の強みを簡単に見つける方法を紹介
細かな情報が求人サイトに載っていないときは、その会社のホームページや、新聞記事、口コミサイト、転職エージェントから情報を得るのが有益です!
3:言語化対策をしっかり行う
面接で大切なのは、聞かれたことにすらすら答えられるようにすることです。
頭の中で考えていても、本番で言葉にできなければ意味がありません。
家族や友人に頼れない場合は、転職エージェントなどのプロに相談するのもおすすめです。
私も、退職理由についてアドバイスをもらい、表現がスムーズになりました。
また、何度も口に出すことで思考が深まり、応用力もつきます。
たとえば、志望動機・退職理由・自己アピールなど、よく聞かれる質問は特に口に出して練習しましょう。
言語化の練習をすることで、面接対策だけでなく、応募書類の完成度も上がります。
さらに、働いた後に挫けそうになったときにも、「なぜこの会社を選んだのか」と原点を思い出すことで、自分の納得感につながります。
私も質問リストを作って、何度も口に出して練習しました。
この積み重ねが、面接本番の自信になりましたよ。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
「完全未経験でも年齢の壁を乗り越える方法3選」ですが、意外と実践できていない方も多いんですよね。
実は、これらは面接官が必ず注目しているポイントなんです。
未経験の求人であっても、「自分が会社にどんな貢献ができるか」という視点を忘れないことがとても大切です。
その意識を持って転職活動に取り組むことで、大きな一歩を踏み出せますよ!
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